松本市美術館に土門拳展を見に行ってきました。
昭和の写真家って感じです。緻密な仏教美術表現者としての面しか見ていなかったのですが、昭和初期からの報道写真家としてのベースがあってこその写真だったんだなあ・・・ と思ってみておりました。 「非演出」を主張していたのに、梅原龍三郎の写真を撮るときには、演出的なこともしていたことを後に反省していたり、「絶対」ってことは無かったのかなぁと思いました。初期の伊豆での写真「漁師」も、妙に肌が白くて、二の腕が弱々しい漁師も、演出くさい気がしました。
しかし、松本市美術館は地元の美術家、草間弥生を前面に出しておりますが、どうしても、サイケな色使いの水玉には馴染めないです。
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