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2013年9月30日月曜日

2013.09.29 十石山

 友人T山とその職場の仲間&S田君と十石山に行ってきました。

 十石山には白骨温泉から入山しました。
有志によって整備された登山道があり、非常に気持ちの良い道でした。
この日もすれ違った人は一人のみ、という、あまり人気の無い山ですが、それだけに、この登山道整備状況には頭が下がります。 ごく最近に、倒木をチェーンソーで切って、道を開ける作業をした跡も見られました。 


 朝8時に登山口を出発し、森の中の道を上がっていきます。 十石山は標高2525mですが、登山口は標高1500m弱ということもあり、標高差は割りとある感じです。

 森林限界を超えると、山頂まであと少し、という感じでした。

山頂のすぐ近くには有志によって建てられた避難小屋(といっても、かなり立派な建物でした。)があり、夏場は自由に使用可能のようでした。

 山頂には11:20頃到着。稜線には気持ちの良い風が吹いていました。
 
 山頂からは、先週行った奥穂方面、向かい側に笠ヶ岳、奥に水晶、目の前に焼岳、東は浅間山、八ヶ岳の全部! 南アルプス、中央アルプス、乗鞍、白山とほぼ全部の山が見えました。

 山頂でゆっくりご飯を食べ、山小屋の中を少し見学させていただき、13:30頃下山開始しました。

登山口には15:45分頃戻れました。

その後、白骨温泉の露天風呂で汗を流して帰宅。

 十石山は景色もいいし、林間歩きも気持ちが良く、非常に気に入りました。
途中の看板(さくらフィルム!!)を見ても昔から愛されてきた山なんだな、というのがわかりました。
 でも、熊もこの山が好きなようなので、行かれる方は熊除け対策を万全にしてお出かけください。


















友人

2013年9月28日土曜日

2013.09.23 ジャンダルムから・・・ その4

岳沢小屋の朝。
上高地には雲海が少しかかっていました。
あまり寒くなく、シュラフカバー無しで眠れました。

今日は上高地まで降りるだけ。 

7時前に出発。 上高地の登山口まで2時間ほどで下りました。 岳沢小屋の下山口には「1.5H」と書いてありましたが、我々には無理っぽい時間でした。



 今回、何回か近くで見ながらも到達できないかも、と思っていたジャンダルムへ 友人N尾氏と登頂出来ました。 ありがとう。
 今後もよろしく。





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2013年9月25日水曜日

2013.09.22 ジャンダルムへ その3

 奥穂山頂を9:50頃出発し、ジャンダルムを目指しました。
  
 で、奥穂山頂直後、馬の背と呼ばれている難所に突入するわけですが、「ウマノセ」とペンキで書かれたところに立つN尾氏の写真は、西穂側の馬の背の(奥穂側から見るた)終点です。 途中、カメラを出す余裕も無かったわけですね。

 2枚目の写真の上のほうに人が写っていますが、あそこからナイフエッジ状の岩を下りて来るわけです・・・・


 3枚目は、これから向かうジャンダルムを見上げるN尾氏ですね。
N尾氏は、初めての奥穂で、しかも、こんなところに連れて来られて、どう思っていたのでしょうか?

 ジャンダルムは、一度西穂側に東側から回りこんでから、昇りました。(5枚目の写真が西穂側から見たところですね。)
北側(奥穂側)から登るのは、それなりの装備が必要かと。

 11時頃、登頂に成功しました!!

 過去、奥穂から見たジャンダルム上には、いつも人が一人いるか居ないか、という記憶しかありませんでしたが、この日は10人ほどの人が常に居るような状態でした。

  暫く休憩し、山頂を満喫してから、天狗のコルに向かいました。

途中、幅が1m無い岩上で、右も左も何にも無いところが一番緊張しました。

 天狗のコルに向かう途中、西穂側から上がってきた人達と何チームもすれ違いましたが、中には、既にバテている人や、岩に手をかけてよじ登ったりするのが不得意そうな人が何人か居ました。 ここからが大変なところなのに、大丈夫かな? と思いました。 無事、奥穂に着いて欲しいと切に願うのでした・・・・

  天狗のコルには13:30頃到着。 ここで、夜ピク休憩。 靴も靴下も脱いで足を休めます。
ここで一緒になった 人から、先ほど飛んでいたヘリで、滑落した人が救助されたと聞きました。 これだけ人が多いと事故も多いのだな、と思いました。

  天狗のコルから岳沢小屋まで、地図上では2時間と書いてありましたが、ここからの下りはガレガレのシャラシャラって感じで、非常に落石の発生しやすい状況でした。 途中、後ろのグループが大きめの落成を発生させたのですが、その時、我々は安全地帯まで抜けていたので大丈夫でした。 幸い、後ろのグループの方でも、落石には当たらなかったようでした。

 そんなこんなで、我々は、夜ピク休憩を挟み、小屋に着いたのは、午後4時20分過ぎだったかと。

 で、早速、テントを設営して、無事を祝い、生ビールで乾杯!!!
ここまで温存した、おつまみを全部放出しました。

 日が暮れて、雲が出てきたのかな?と思って、写真を撮ったらなんと、天の川でした。
いやあ、夏の終わりを感じたひと時でした。

 岳沢小屋さんでは、夕方から、歩行の邪魔にならないところなら、テントを張らせてもらえると言うことでしたので、お言葉に甘えて、すぐ近くに張らせてもらいました。
 水場とトイレが近いのがいいですね。



 写真、後半はN尾氏撮影のものです。彼のレンズは8~16mmの超ワイド広角レンズなので、臨場感ありますね。 自分もさらに広角なレンズ欲しいです・・・・
 















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2013年9月24日火曜日

2013.09.22 ジャンダルムへ その2

  2日目。涸沢の朝です。
3時過ぎにごそごそと起きて、外を見ると、月が煌々と輝いていました。
  今日は、ザイテングラード経由で、奥穂高岳~馬の背という難所を経て、ジャンダルム~天狗のコル~岳沢まで歩行時間8~9時間を想定しているので、朝ごはんを早々に食べて出発です。



とは言え、モルゲンロートはゆっくり見たいし・・・


結局、朝5:30頃、パノラマルートで登り始めました。

涸沢小屋経由の道と合流し、ザイテングラードの取り付きまであと100mというところで、大きな落石がザイテングラードと我々の間位の位置に滑り降りてきました。 あと少しで、登山道というところで、何とか石は止まりましたが、かなりヒヤッとしました。


  ザイテングラード登るのも20年ぶりくらいでしょうか? 懐かしいというか、記憶が薄いというか・・・
2時間半で奥穂高山荘に到着。ここまでは順調です。

  奥穂山頂の取り付きに、何人もくっついていて、昇りと下りの行き違いに苦労しているみたいでした。

  事実、我々が取り付いたときも、くだりの人をやり過ごすのに5分以上停滞していた気がします。 でも、その後は徐々に高度を稼いで、50分で山頂に到着。 かなりの人でにぎわっていました。
さっきまで、見上げていた、涸沢岳も見下ろす感じです。



 これから目指すジャンダルムの人を拒絶するかのような北壁もすぐ手に届きそうな距離に見えます。

 今頃、同じ職場のS田君が登っていると思われる、 笠ヶ岳もすぐ近くに見えます。

 南は、乗鞍とその向こうに御嶽山。されに少し東には富士山も見えました。

 ここで、ちょっと長めに休息&早目ですが、昼ごはん食べます。


  で、今回、我々は「夜ピク効果」と言っているものを頻繁に導入しました。
「夜のピクニック」という小説(映画化もされました・・・)に出てくる、『休憩時間に、靴を脱いで、足を乾かすとまめや靴擦れが出来難い』というのを真似て、休憩の度に靴下まで脱ぐ、というのをやりました。
2日目の最後の天狗のコル~岳沢までの間は、3回ほど導入して、疲れを取って、なんとかキャンプ地までたどり着けました・・・