北アの大キレットでも行きたいなあ、と考えたけど、3日間も天気が持たなそうなので、八ヶ岳のキレットを1泊で目指すことに。
朝6時半に諏訪インター前の7&11でN尾氏と待ち合わせ、車一台を下山予定の舟山十字路登山口にデポ。 その途中、八ヶ岳周回路の美術館近く、朝7時くらいの霧雨が降る別荘街でいきなりの駐車場待ちプチ渋滞・・・ 何かと思ったら、別荘人相手の朝市に人人人・・・ 都会の人って、こういうのに飢えてるのか・・・
気を取り直して、舟山十字路登山口、10+α台の車が止められそうなくらいの駐車場ですが、7割程度の埋まり状態でした。 車をデポして、富士見高原スキー場へ向かいます。
富士見スキー場はゴルフ場もあり、また、夏は高校や大学の体育系のクラブも合宿もやっているらしく、朝からジョギングしている風の学生もたくさんいました。
7時半、今日の目的地編笠岳を目指し、歩き出し。 夜半の雨は上がっており、露に濡れた道を登っていきます。 同行のN尾氏は、ここを何度か登ったことがあり、山頂直下まで樹林帯の中で日陰だし、地面は石じゃないので歩きやすいと、お気に入りのコースです。
今年は毎日夕立が来ているようで、林道にはキノコが目立ちました。
いつも目にする黄色~オレンジ色をしている、小さなニョロニョロみたいなキノコは、調べてみたら、アカキクラゲというキノコのなかまで、ニカワホウキタケという名前らしい。
また、今回見た、サルノコシカケ状のオレンジ色のキノコはヒイロタケというキノコのようです。
その他、数十種類のキノコを見かけました。
最近、毒キノコを気に入ってるらしい、N尾氏が色々説明してくれました。
編笠岳山頂には 11時半くらいに到着。
霧が晴れたりかかったりって感じで、時々、主峰赤岳が雲間にちらちら見えたり隠れたりという感じです。
でも、他の周りの山、南アルプスや北アルプス、下界の市街地は全く見えず、という状態。
休憩して、今日の宿泊地青年小屋テント場には12時半に到着。
さっそくテントを張りました。 昨日は午後1時から雷雨だったとのこと。 今日も夕立くらいは来るかな? ということで、水はけのよさそうな場所にしました。
小屋で缶ビールを買い、テラスでまったりした後、少しお昼寝。 このころはまだ、太陽が出たり隠れたりで、テントの中だと暑すぎるくらいでした。
夕方5時半に早めの晩飯。 ここで、自分の失態が・・・ なんとガスストーブ(お湯沸かすやつ)とコッヘル(鍋)を一式忘れ打ていた・・・・ 持って行った食料は、α米という、水でも戻るごはんなのですが、お湯だと15分、水だと1時間なので、いつもはお湯で戻して食べているのです。
N尾氏ありがとう! ということで、今回はN尾氏にお湯を貰って作りました。
お湯がないと食後のコーヒーも飲めません・・・・
近くのテントに、3組くらいの父子組がいて、子供たちが走り回ってはしゃいでいました。夏休みで、山好きの父たちに連れてきてもらったのかな? いい思い出だね。 と微笑ましく見ていました。
子供が騒ぐのは当たり前なので気にもなりませんし、どうせ夜は疲れてすぐ寝ちゃうだろうし・・・・
と思っていたら、その父親たちが酒を飲んで、大声で話す・笑う・・・ 夕方6時を過ぎ、明日の朝早い人は、もう寝ている人もいるのに・・・ と思っていました。 夜7時前くらいには終わるかと思っていたら、「そろそろ熱燗にしようか?」などと聞こえてくるではありませんか。 まだ飲むんかい!!と注意に行こうかと思っていたら、夕立ふうの雨が降り出し、どうやら宴会はお開きに・・・ 良かった・・・
ということで、すぐ止むか? と思っていた雨はその後も強弱を繰り返しながら夜中の2時くらいまで降っていました。 朝も降っていたら、どうしようかと考えながら寝たり起きたりを繰り返し、朝3時半に起床。
N尾氏はすでに3時に起きて、荷物をまとめ始めていた。
青年小屋は、docomoの電波が来ているので、雨雲の様子をスマホで見てみると、どうやら関東方面に雲は抜けていて、今日は時々晴れるかも、くらいの予想でしたので、予定通り、権現岳~キレット~赤岳~阿弥陀岳~舟山十字路へと出発することにしました。
続く・・・
ニカワホウキタケ? |
ヒイロタケ? |
山頂まであと少し |
赤岳が雲間にチラホラ・・・ この写真に写っているのはギボウシと権現岳です。 |
編笠岳から青年小屋方面へ下る |
キベリタテハ? |
イチヤクソウ? |
0 件のコメント:
コメントを投稿