2011年10月にも、地蔵岳には行っているのですが、このときは薬師岳、観音岳にはいきませんでした。
そこで、今回は三山を制覇しよう、ということにしました。
最初は北アルプスの北穂から槍方面に抜けるルートを考えていたのですが、このルートだと3日はかけたいところですが、天気図を見ると10日の後半から11日にかえては雨になりそうな感じでした。 比較的、南のほうが崩れるのが遅れそう、ということで、過去に宿題となっていた、鳳凰三山を踏破することにしました。
2011年に行ったときは、まだ装備も軽量化されていなくて、南アルプスのいきなりの急登にかなり参り、二日目は地蔵岳のみで敗退してきました。
今回も、前回と同じ10月初旬、テン泊地の鳳凰小屋のあたりは紅葉真っ盛りと思われます。 でも、連休を外してきたので、それほど混んではいないはず。
前回は青木鉱泉から沢沿いを登りましたが、今回は一つとなりの御座石鉱泉から尾根伝いに登りました。こちらのほうがコースタイム的にはやや長く、小屋まで5時間半という感じです。
朝7時半に標高1060m付近の御座石鉱泉出発。 雲海の下なのか、雲が低い。 いきなりの高度差がある登山道を登っていきます。 40分ほどで最初の急登を抜けると大規模な山腹修復の跡がありました。
途中の燕頭山2105mまで、3時間半、11時ころ到着です。
ここは笹原になっていて、いい雰囲気のところです。ここで大休止します。
ここまで、いろいろなきのこが生えていました。自然のヤマブシタケを始めてみました。
しかし、ここで、カメラのレンズキャップをなくしたことに気が付きました。帰りに回収しよう、ということに・・・
この日、我々と同じコースを登っている人はほとんどいませんでした。駐車場には2台置かれているだけでした。
夜叉神峠経由で、こちらに降りる人たちはちらほらいました。後で、N尾氏がwebで調べたら、この3連休の鳳凰小屋はとんでもない混雑だったようです。 我々が見ると20~30張りでいっぱいになりそうなテント場に100張り以上もテントが張られていたらしい・・ そんなところに行かなくて良かった・・・
燕頭山付近からガスに包まれるようになり、結局、初日は薄日は射すが、すっきり晴れないまま終わりました。
鳳凰小屋には1時半に到着。テン場には1番乗りでした。テン場は花崗岩の砂が踏み固められているようで、石が一つも無く、非常に快適です。
小屋のすぐ前には川に面したテラス風の休憩場所があり、人も少なかったので、ここで到着のビールをいただきました。
そのあと、グラスワインを追加し、隣に陣取った東京から来た若者二人と話をしたり、方々の山を一人で回っているお姉さま(我々から見て・・・)と話たりで、そこに居座り続けました。
明日は、明るくなり始めたら即行動開始、ということで6時に解散し、自分は星野写真を撮って、8時前に寝ました。
この日は、ほぼ新月だったので、天の川の名残りも見られたし、北の空にはアンドロメダ星雲も見ることができました。
上の方の光跡は人工衛星か? |
これは流れ星 |
右の方にアンドロメダ星雲 |
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